Wi-Fiは無線LANルーターから離れるほど、電波が弱くなって通信速度が遅くなります。
電波が弱いとyoutubeなどの動画もスムーズに見れなくなるため、ストレスがたまってしまうことも多いですよね。
実は私の家も、テレビ・ゲーム・無線プリンタなどの機器が電波の弱い場所にあります。
Wi-Fiのスピードが遅かったり、インターネットが途切れがちで思うように利用できていません。
そこで今回は、BUFFALOの無線LAN中継機WEX-733DHP/Nを購入して、電波がどのくらい改善されるかレビューします。
- 電波の範囲はどのくらい拡大できるか?
- 通信速度はどのくらい改善されるか?
- 本体の大きさ・使いやすさについて
- 簡単に設定できるかどうか
上記のトピックに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
タップできる目次
WEX-733DHP/Nを使うと電波の範囲はどうなる?
現在の電波状況を確認してみる
現在使っている無線LANルーターは、BUFFALOのWSR-1166DHPL/Nです。
WSR-1166DHPL/N(親機)で電波の範囲がどのくらいなのか、スマホアプリのWi-Fiミレルで確認してみました。
Wi-Fiミレルでは電波強度を0~100で表示して、色によって強弱がわかるようになっています。
- 緑・・・強
- 黄・・・中~弱
- 赤・・・弱
私が住んでいるマンションです。
WSR-1166DHPL/Nを置いている部屋やその周辺は、電波が強いですよね。
親機から5m以内はそこそこの電波強度ですが、遠くなるほど電波が弱くなっていることがわかると思います。
親機から最も距離が離れている「B」地点は、電波の数値が「24」で最も弱くなっています。
私が最も電波強度を高くしたい場所が「A」地点です。
ここにはノートパソコン・無線Wi-Fiプリンタ・Nintendo Switch・テレビ(Fire TV Stick)など、Wi-Fiを利用する機器が置いてあるからです。
- ノートパソコン…画像表示に時間がかかる・ダウンロードが遅い
- 無線Wi-Fiプリンタ…文書1枚に1分くらいかかるときがある
- Nintendo Switch…ダウンロードが遅い・ネートワークがつながらない
- テレビ(Fire TV Stick)…amazon primeがすぐ途切れる
「なんでこんなに遅いの・・・」とストレスたまることが多いんですよね。電波が弱すぎるため、快適に使うことができません。
通信速度に関しては、Nintendo Switchで調べてみました。

ダウンロード8.6Mbpsはかなり早いほうです。
いつもは約2~5Mbpsくらいで、ネットワーク接続が切れることもよくあります。
基本的に「A」地点は電波の状態が悪く、Wi-Fiのスピードも不安定です。
WEX-733DHP/N設置後の電波状況
WEX-733DHP/Nを設置して、改めて電波を調べてみました。
「C」地点に中継機を設置してみたところ、「A」地点の電波状況がかなり改善されました。
「赤」から「黄緑」まで電波強度が上がっていて、電波がしっかり届いていることが確認できます。
Nintendo Switchで通信速度を調べてみました。

WEX-733DHP/Nに接続すると、SSIDが「Extender」に変わります。
通信速度(ダウンロード)も18.0Mbpsまで上昇。Wi-Fiのスピードも向上していることが確認できました。
インターネットで検索もサクサクできるし、プライム・ビデオの動画再生が途切れてしまうこともなくなりました。
無線Wi-Fiプリンタも動作が止まることなくスムーズに印刷できます。
WEX-733DHP/Nによって電波が家の隅々まで届くようになり、快適にWi-Fiを利用できるようになりました。
WEX-733DHP/Nの大きさ・設置しやすさについて
外観

WEX-733DHP/Nは丈夫な段ボールで梱包されており、機器もしっかり固定されていました。

本体の大きさは手のひらサイズで、思っていたよりコンパクトでした。
正面には、各種ランプとWPSボタンがあります。

右側面にはRESETボタンと5GHz/2.4GHzスイッチが付いています。
コンセントプラグは固定されているため、折りたたむことはできません。
コンセントを塞がない設計がGOOD
実際にコンセントに挿入してみました。

プラグの位置が本体上部に取り付けられているため、コンセント口を塞がない設計になっていることが良かったですね。
コンパクトでプラグの位置も工夫されているので、コンセントがある場所ならどこでも設置できると思います。
WEX-733DHP/Nの設定について
初期設定ガイドを見て設定すれば問題なし
まずは親機の近くにあるコンセントに本体を差し込みます。

約1分後にパワーランプがオレンジ色に点灯するのを確認したら、WPSボタンを押して接続を開始します。

そのあと2分ほど待機して、親機接続ランプとWPSランプが点灯していれば設定は完了です。
あとは本体をコンセントから抜いて、設置したい場所のコンセントに差し込むだけです。

この手順については初期設定ガイドが添付されているので、特に迷うことなく設定することができました。
初期不良ではない限り、設定で戸惑うことはないと思います。
ファームウェアについて
中継機を安定した状態で使うためには、ファームウェアを最新に保つことが大切です。
ファームウェアとはアップデートのことですが、新たな機能を追加したり通信速度の改善が行われます。
WEX-733DHP/Nはファームウェアの自動更新機能に対応しているため、特に何か設定する必要はありません。
もし、ファームウェアを確認したい場合は、設定画面で確認することができます。

ファームウェアの自動更新機能を変更したい場合は、拡張設定で指定できます。
WEX-733DHP/Nの評価レビュー
結論から言うと、WEX-733DHP/Nは無線LAN中継機のエントリーモデルとして十分な性能だと思います。
実際にWEX-733DHP/Nを設置して電波強度を測定してみましたが、Wi-Fiの範囲が広がっただけでなく通信速度も向上しました。
複数の通信機器を使っていますが、今のところ快適に利用できています。
約3,000円前後の無線LAN中継機としてはコストパフォーマンスが高いと感じました。
また、コンセントに挿入するだけで使える手軽さも魅力です。
どのコンセントにも設置できるコンパクトな設計になっているし、初期設定も本当に楽でした。
10分かからずに設定できたと思います。
不満や気になった点は、特にありません。
「1年以内で使えなくなる・・・」という口コミをいくつか見ましたが、耐久性については現段階ではなんとも言えません。
2年ぐらい使えればいいなあ、と思っています。
機能・使いやすさ・価格を考えれば、コスパが高くて使い勝手のいい無線LAN中継機だと思います。
もし、無線LAN中継機を探しているなら、WEX-733DHP/Nはおすすめですよ。
あとがき(6ヶ月後の感想)
今回は、BUFFALO WEX-733DHP/Nを使ってみたレビューを紹介しました。
取り付けてから6ヶ月ほど経過しましたが、今のところ問題なく稼働しています。通信速度も安定しており、ストレスなく動画やゲームを楽しめています。
一度設置してしまえば手がかからないので、使い勝手も良いなと感じです。