「故障したシャープのスマートフォンを、どうやって修理に出せばいいのかわからない…」と悩んでいませんか?
この記事では、シャープのスマートフォンを修理に出すときの手順や注意点を、体験をもとに解説しています。
- シャープのスマホが故障したので、できるだけ早く修理に出したい
- 保証期間内に修理に出すときの手順や注意点をチェックしたい
- シャープのスマホを修理に出した人の体験談を読みたい
スマートフォンに不具合が起きたとき、 早く修理に出したいと焦ってしまうことがありますよね。
しかし、修理に出すときは準備をしっかりしておかないと、データを紛失したり個人情報が流出する可能性も出てきます。
今回は、できるだけ問題が起きるリスクを避けながら、シャープのスマホを修理に出す方法を紹介していきます。
タップできる目次
シャープのスマホを修理に出すときの手順&注意点
ここからは、シャープのスマホを修理に出すときの手順を体験談をもとに解説していきます。
スマホが故障したときの状況
私が使っているのは、シャープのAQUOS sense2 SH-M08です。約1年ほど使っていたところ、突然、液晶ディスプレイに横線が入る不具合が生じました。

使っていないアプリを整理したり、システムアップデートなどを試してみましたが、症状が改善されるどころか悪化していくばかり。
横線が入る不具合に加えて、画面が上下にブレて操作できない状態になってしまいました。
購入したときの保証書を確認したところ、購入して1年未満での自然故障は無料で修理してもらえることがわかりました。
購入日を確認したらギリギリ1年未満だったので、急いでシャープに修理を出す準備を始めました。
データのバックアップを行う
スマートフォンを修理に出すとデータが初期化されるので、バックアップを取る必要があります。
バックアップにはいくつかの方法がありますが、私は「Googleドライブへのバックアップ」を行いました。
内部ストレージに保存していた大事な写真などは、念のためPCにも移行。IDやパスワードが必要なアプリを利用しているなら、アカウント情報もメモしておく必要があります。
また、おサイフケータイ機能(FeliCa機能)を使っているなら、残高の移行作業も必要です。
というのも、スマートフォンが初期化されると、FeliCaデータが消去されるため電子マネーの残高がゼロになってしまうからです。
私の場合、モバイルSuicaの残高がいくらか残っていたので、一時的にデータを移行する手続きも行いました。
- 各種データのバックアップをとる
- 利用しているアプリのIDやパスワードをメモしておく
- おサイフケータイを使っているなら、残高の移行作業を行う
- Googleアカウントを確認しておく
スマートフォンを初期化する
修理を依頼する前に、まずは自分でスマートフォンを初期化しておきましょう。
というのも、初期化によって出荷時の状態に戻すと、スマートフォンの不具合が治るかもしれないからです。
トラブルが起きる原因がアプリやシステムにあるなら、初期化することで症状が良くなることがあります。
また、初期化しないで修理に出してしまうと、個人情報が流出してしまうリスクもあります。
個人情報が悪用される可能性はほとんどないと思いますが、何が起きるかわかりません。
知らない人に個人情報をのぞかれないように、必ずデータの初期化を行ってから修理の依頼をしましょう。
※スマートフォンのデータ移行&初期化に関しては、こちらのサイトを参考にしました。
シャープの通信サポートセンターに電話する

初期化しても液晶ディスプレイの不具合が改善しなかったので、シャープデータ通信サポートセンターに電話をしました。
平日に電話をしてみたんですが、全く繋がりません。時間をおいて3回ほど電話をかけても、「電話が混み合っている」という案内ばかりです。
しょうがないので繋がるまで繰り返し電話したところ、4回目で「しばらくお待ちください」という案内音声に。
それから7、8分ほど待たされたあと、ようやくオペレーターに電話がつながりました。
不具合の状況と修理の依頼を伝えたところ、後日、担当のオペレーターから折り返しの電話がくることになりました。
はっきり言って、電話の繋がりにくさはひどいものです。平日に電話してもこんな状況ですから、休日だと全く繋がらないんじゃないかと思います。
現在はWebでの受付も始まっているので、電話がなかなか繋がらないという方は、 Webから修理依頼をした方が良いと思います。
詳しくはシャープ公式サイトの「修理のお手続きについて」でチェックすることができます。
修理に出すときに聞かれること・必要になる書類について
担当のオペレーターから折り返しの電話が来たので、初期化してもディスプレイの不具合が続いていることを伝えました。
その結果、自然故障の可能性が高いということで、スマートフォンを預かって修理するということになりました。
オペレーターからの質問は以下のとおりです。
- 名前・住所・電話番号
- 形名
- 製造番号
- 購入日
- 保証書の有無
- 契約しているSIMサービス
- 連絡先
上記の内容について誰でも同じことを聞かれるので、必要な書類を揃えておくことをおすすめします。
また修理に出すときには、スマートフォン本体に加えて以下の書類も必要です。
- 保証書
- 購入証明書
- FeliCaデータ初期化同意書
購入証明書は、Amazonで購入したときの納品書を用意しました。
FeliCaデータ初期化同意書は「修理のお手続きについて」のページからダウンロードできます。
修理が有償になる可能性があるかどうか確認したところ、「落としたり水濡れなどがなく、自然故障であれば無償です」とのことでした。
また、修理を出したあとにこちらから修理のキャンセルを申し出ると、約4,000円ほどの支払いを求められるようです。
修理期間は約7~10日ほどを予定しており、 スマートフォンの引き取りはヤマト運輸が担当してくれるとのことでした。
発送の準備と修理から戻ってきたときの状況
ここからは発送の準備と、スマートフォンが修理から戻ってきたときの状況について解説します。
スマホの発送準備でやったこと
ヤマト運輸が引き取りに来るまでに、スマートフォン本体と必要な書類を揃えておきました。
スマートフォンの付属品は、修理に出すことができません。SIMカード・microSDカード・保護シート・ケースなどはすべて取り外しておく必要があります。

また、修理の過程でどのような問題が起きるか分からないので、スマートフォン本体や保証書の写真を撮っておくことをおすすめします。
どのような傷があるのか写真で保存しておけば、傷のあり・なしで先方と揉めるリスクを回避できるからです。
また、 保証書の裏には無料修理規定が書かれているので、内容がわかるようコピーや写真で保存しておくことも大切です。
後日、ヤマト運輸のドライバーが来たら、用意しておいたスマートフォンと書類を渡して発送は終了です。

スマートフォンが戻ってくるまで、ヤマト運輸の控え伝票も取っておきましょう。
修理に出したスマートフォンが戻ってくる
修理に出してから11日後、スマートフォンが自宅に戻ってきました。思ったより時間がかかりました。
スマートフォンの他に、修理完了報告書も同封されています。

修理完了報告書には、診断内容や作業内容が書かれています。やはり液晶ディスプレイに不具合があって、それを交換して修理したようです。
また、修理返却後の90日以内は動作保証期間となり、何かしらの不具合が出たときには無償で修理をしてくれるとのこと。
とりあえずスマートフォンが手元に無事戻ってきて良かったです。
まとめ
シャープのスマートフォンを修理に出すときの手順は以下のとおりです。
- データのバックアップを行う
- スマートフォンの初期化を行う
- 初期化しても不具合が続くなら、修理の手続きに入る
- 電話がつながりにくいときはWEBで手続きを行う
- 修理に出すときに必要な書類を用意する
- 発送する前に、スマホや保証書の証拠を写真で取っておく
- ヤマト運輸が引取にきたら、スマホと書類を渡す
上記のような手順で修理の依頼を出すのが、最もスムーズでリスクの少ない方法です。
これからシャープのスマートフォンを修理に出す方は参考にしてみてください。