Kindleアプリの機能や使い方がよくわからない・・・
Kindleアプリで本を読むようになったけど、なんとなく使いにくい・・・
など、これまで紙の本を読んできた方は、Kindleで本を読むことに慣れない場合がありますよね。
私も最近、Kindleで電子書籍を買うようになったんですが、Kindleアプリの機能を使いこなせなくて読みづらさを感じていました。
しかし、Kindleの使い方がわかってくると、記憶に残りやすい読書ができるようになりました。
紙の本にはない優れた機能もあって、今では電子書籍を買うことの方が多いくらいです。
今回は、Kindleアプリに使いづらさを感じている人のために、最低限押さえておきたいKindleの使い方について詳しく解説します。
タップできる目次
コレクションを使って本を整理する

Kindleのライブラリに本が増えてくると、読みたい本を探しづらくなります。
というのも、Kindleストアで電子書籍を購入すると、ライブラリへ無造作に追加されていくためです。
本を整理しないと、読みたい本がどこにあるのか、わからなくなってしまうんですよね。
そこで活用したいのが、Kindleのコレクション機能です。
コレクション機能を使うと、フォルダを作って本を分類・整理できるため、読みたい本をすぐに見つけることができます。
コレクションの使い方
ここでは、FireHD10タブレットでKindleアプリの使い方を解説をしたいと思います。
(スマートフォンの操作もほぼ同じです)

まず、ライブラリ内でグループ化したい本を長押しして、チェックマークが出る状態にします。
例えば雑誌をグループ化したいなら、雑誌を選択していきます。
次にチェックマークが付いた状態で、右上の「+」のマークをタップします。

「コレクションに追加」と出るので、「新規コレクション」という欄にグループ化したいフォルダ名を作成します。

今回は雑誌を選択したので、「01.雑誌」というフォルダを作りました。
(頭の数字については後ほど説明します)
チェックを入れて「OK」をタップすると、先ほど選んだ雑誌がフォルダに入ります。

次に元の画面に戻って「並び替え」を選択して「コレクション」をタップします。

すると、先ほど作成したフォルダ(01.雑誌)が表示されます。
このフォルダ(01.雑誌)をタップすると、先ほど選んだ雑誌だけが一覧で表示されます。

必要なフォルダを作った後にコレクションを見てみると、このような感じになります。
フォルダーの分け方
「フォルダ名はどうしようかな・・・」と迷う方は、Amazonのカテゴリーを参考にするのがおすすめです。

Kindleストアの「Kindle本」をタップすると、カテゴリ一覧が表示されます。

この中から適切なカテゴリ名を選ぶだけなので、スムーズにフォルダを作れると思います。
私は以下のようにフォルダを作りました。

01.雑誌
02.マンガ
03.小説
04.経済・ビジネス
05.歴史・地理
06.哲学・思想・心理
頭に数字を入れたのは、コレクションで数字順にフォルダを並び替えることができるからです。
数字を入れる必要はありませんが、フォルダを思い通りに並べ替えたいなら、数字を入れることをおすすめします。
新しいジャンルの本が増えてきたら、新たにフォルダを作成して、自分がわかりやすいように本を管理しましょう。
新規で購入した本をコレクションに入れる

新しく購入した本がライブラリに表示されたら、長押ししてチェックが入った状態にします。
次に、画面右上の「+」ボタンをタップします。

作成したフォルダが表示されるので、該当するところにチェックを入れて「OK」をタップ。
今回は「経済・ビジネス」のフォルダに入れることにします。

コレクションにある「経済・ビジネス」のフォルダをタップすると、購入した本が入っています。
このように本を整理&管理しておけば、読みたい本をすぐに探すことができるので、コレクション機能はぜひ使えるようにしましょう。
読みやすい表示にカスタマイズする
電子書籍を読むとき、画面の明るさが気になったり、文字が小さすぎて読みにくかったことはありませんか?
Kindleではテキストの表示をカスタマイズできるので、読みやすいように設定を変更しましょう。

まず、画面上部の真ん中あたりをタップすると、ツールバーが表示されます。
画面上部の右や左をタップするとページをめくってしまうので、真ん中あたりをタップしてください。

ツールバーが表示されたら、ページの表示アイコン「Aa」をタップ。
すると、様々な設定が変更できるメニューが表示されます。
- 画面の明るさ
- テキストサイズ
- 色(白・黒・セピアなど)
- フォント(ゴシック・筑紫明朝・明朝)
- 余白(小・標準・大)
- 行間(小・標準・大)
文字の大きさやフォントだけでなく、余白や行間の調整も細かく調整できます。
設定をいろいろ試しながら、自分が読みやすいようにカスタマイズしましょう。
しおり機能を使って「あとで読む」を簡単に
Kindleで本を読んでいるとき、そのページを後で読み返したいときがありますよね。
Kindleアプリにはしおり機能があり、読み返したいページをブックマークしておくと、そのページをすぐに表示してくれます。
しおり機能(ブックマーク)を使わないと、読みたいページを探すのは大変です。
というのも、ページをめくるときに何度もタップする必要があるからです。読みたいページを開くまでに、時間がかかってしまうんですよね。
「後でもう一度確認したい・・・」と思ったページは前もってブックマークすることで、いつでも開けるようにできます。
しおり機能の使い方

しおりを挟みたいページで、画面の右上の角をタップします。

しおりのマークが表示されたら、そのページはブックマークされています。

しおりを挟んだページに移動したい場合は、ツールバーのしおりマークをタップすると、ブックマークの一覧が表示されます。
該当するページをタップすると、その位置がすぐに表示されます。

ブックマークを削除したいときは、画面右上のしおりマークをタップすると、ブックマークの一覧から削除されます。
しおり機能の使い方は簡単なので、すぐにマスターできると思います。
ハイライトとメモで本の理解を深める
Kindleで理解を深める読書をしたいなら、ハイライトとメモの機能をフル活用しましょう。
ハイライトとは、重要な内容や気になる箇所にマーカーを引く機能です。
マーカーの色は赤・青・黄・オレンジの4色が用意されていて、目的に応じて色を使い分けることができます。
メモは、ハイライトした箇所について、自由にテキストを書き込むことができる機能です。
紙の本ではマーカーやメモを書き込むと消すことができませんが、Kindleでは簡単に消すこともできます。
- ハイライト:テキストにマーカーを引く機能
- メモ:ハイライトした箇所にテキストを書き込む
ハイライト・メモの使い方
まず、ハイライトの使い方から解説します。

マーカーを引きたいテキストの文頭を、約1~2秒ほど長押し。指を離さずに文末までスライドさせたら、指を離します。

ハイライトした部分を一回タップすると、「ハンドル(カッターの刃のようなマーク)」が表示されます。
ハイライトしたい部分がずれてしまう場合は、ハンドルをスライドさせて調整しましょう。
また、マーカーの色を変えたいときは、ハイライトメニューの色の部分をタップすると切り替えることができます。

メモを書き込むときは、ハイライトメニューの「メモ」をタップします。

メモを書き込むスペースが表示されるので、感想・考察などのテキストを自由に書き込みましょう。

ハイライトを消したいときは、バツマークがある色をタップすると削除されます。
マイノートでハイライト・メモを確認する
Kindleアプリの優れた点は、マイノート機能があることです。
マイノートはハイライトやメモした内容をまとめてチェックできる機能で、自分が気になった内容やメモを簡単に読み返すことができます。

まず、画面上部のツールバーにある「マイノート」をタップすると、読書しているときにハイライト&メモした内容が一覧で表示されます。

マイノートには、自分がハイライトした内容だけでなく、「ポピュラーハイライト」も表示されます。
ポピュラーハイライトとは、多くの読者がハイライトした部分が表示される機能です。
他の人がどんな箇所を重視したかがわかるので、本を読む上でも参考になります。
もし、ポピュラーハイライトを表示したくない場合は、上部右に表示された「フィルターマーク」を選択します。
「すべてのハイライト」をタップすると、自分がハイライトした部分だけが表示さます。

ハイライトは色ごとに表示することもできるので、目的ごとに色を変えておくと、より読み返しやすくなります。
メモに書き加えたいことがあるときは、「メモを追加」をタップすると使えます。
Kindleアプリを使うならタブレットがおすすめ!
Kindleアプリは様々な端末で利用することができますが、使いこなしたいならタブレットがおすすめです。
スマートフォンに比べると、タブレットは画面が大きいだけでなく、Kindleの機能も使いやすい仕様になっているからです。
私もスマートフォンでKindleアプリを使っていましたが、画面が小さくて読みづらいんですよね。
画像や図解は見づらいし、ハイライト・メモ機能も少し使いづらさを感じました。

私が使っているFireHD10タブレットとスマートフォンですが、図解のある本や雑誌は読みにくいです。

タブレットは画面が大きいので、漫画を読むときも迫力があって読み応えがあります。
「Kindleってスマートフォンだと読みにくい・・・」と感じているなら、FireHD10タブレットを検討してみてはどうでしょうか。
まとめ
今回は、Kindleアプリの使い方について解説してきました。
最初は操作に慣れないこともあると思いますが、使いこなせるようになると知識が定着しやすい読書ができるようになります。
読書メモや書評を書く習慣がある人なら、ハイライト・メモ機能はぜひ使ってみてください。