部屋の壁紙や、窓枠のカビを掃除したいと思っていませんか?
いつのまにか繁殖するカビは見るだけで嫌な気持ちになりますが、掃除するのは面倒くさいですよね。
仕事や家事で忙しいと、ついつい後回しにしてしまます。
私も天井の壁紙や窓周辺に黒カビが大量発生しているのに、全然掃除をしませんでした。
その結果がこれです。

天井の壁紙ですが、「なぜ、ここまで放置しまったんだ・・・」と自分でもドン引きするほど悲惨な状況です。
カビを放置するのは、健康にとっても良くありません。
カビの胞子などが体内に入ると、アレルギー症状を引き起こすリスクがあるからです。
健康的に過ごすためにも、部屋のカビを除去する必要があるわけです。
そこで今回は、 部屋の壁紙(天井)と窓周辺に繁殖したカビを実際に掃除してみました。
- カビの掃除で失敗したくない
- 部屋のカビや窓周辺のカビを効率的に掃除したい
- カビを除去できる便利な掃除グッズを知りたい
上記の点について詳しく知りたいという方はチェックしてみてください。
タップできる目次
天井の壁紙のカビを掃除する
まず、部屋の天井に繁殖したカビから除去します。
壁紙の種類を確認する
カビ掃除で失敗しないためには、壁紙の種類を確認することが必要です。
というのも、壁紙の材質に適したカビ取り剤を使用しないと、変色したり破けてしまったりすることがあるからです。
壁紙にはいくつかの種類がありますが、住宅の壁紙でよく使われるのは以下のとおりです。
- ビニール壁紙(ビニールクロス)
- 紙壁紙(紙クロス)
- 織物壁紙(布クロス)
調べてみたところ、日本の住宅ではビニール壁紙が最もよく使われてるらしいですね。
ビニール壁紙はこんな感じです。

私の部屋の壁紙もビニール壁紙だったので、それに適したカビ取り剤を用意することにしました。
用意した掃除グッズ

- カビ取り剤
- 刷毛(ハケ)
- ビニール手袋
- ファイバークロス(汚れ落とし用)
個人でカビを除去するなら、 専用のカビ取り剤を使うのが最も効率的です。
私が今回使うのは、ビニール壁紙に使える塩素系カビ取り剤「カビホワイト」です。
また、塩素系カビ取り剤は地肌につくと肌荒れの原因になるため、ビニール手袋・マスク・ゴーグルを着用するようにしましょう。
私はゴーグルを持っていなかったので、以前使っていたメガネ(汚れても良いもの)で代用しました。
壁紙のカビを除去する

塩素系のカビ取り剤は匂いがきつくて気分が悪くなることがあるので、まずは換気することが大事です。
次に、「カビホワイト」のパッチテストをします。

あまり目立たない箇所でカビホワイトを使ってみて15分ほど放置しましたが、壁紙に変化はありません。
塩素系のカビ取り剤には漂白効果がありますが、もともと白い壁紙だったので特に問題なさそうです。
では早速、天井の黒カビにカビホワイトを使っていきます。
自分の目線より下の場所で使うのであればスプレーで吹きかけても問題ありませんが、天井だと洗浄液が垂れてくるリスクがあります。
なのでスプレーを直接吹きかけるのではなく、刷毛(はけ)を使って塗っていくことにしました。

カビホワイトの使い方は簡単です。
- 黒カビに洗浄液を塗っていく(スプレーする)
- 約15分ほど放置
- 水拭きする
- カビが残ってる場合は、1~3を繰り返す
これだけです。
キッチンペーパーやラップでパックする必要はありません。
洗浄剤を塗るだけなので、簡単に終わりました。
刷毛を使っても洗浄液が垂れてくるので、雑巾やクロスで拭きながら塗っていくことをおすすめします。
天井のカビはどうなったか?
広範囲で頑固なカビだったので、 3回ほどカビホワイトを塗りました。
その結果がこちら。

想像以上に綺麗になったので、ちょっとびっくり。
黒いシミが少し残っていますが、カビは完全に除去することができたと思います。
ビニール壁紙に発生したカビを除去するなら、カビホワイトを使うのが一番効率的だと思います。
もし、黒いシミが気になる場合は、キッチンハイターなどの漂白剤を使いましょう。
キッチンペーパーやラップで黒いシミの部分をパックして、15~20分ぐらい放置するとかなり綺麗になります。
今回はこれ以上やると壁紙が剥がれてきそうなので、打ち止めにしました。
窓ガラス&窓枠のカビを掃除する
次に掃除するのは、窓ガラスと窓枠のカビです。
用意した掃除グッズ

- カビ取り剤(カビホワイト)
- ビニール手袋
- ファイバークロス(汚れ落とし用)
- 研磨材入ブラシ
- カビとりジェル
窓ガラスのカビを除去する

窓ガラスのカビは、先ほど使ったカビホワイトを使います。
窓枠のサッシにかからないように全体的にスプレーしたら、15分ほどそのまま放置します。
そのあとに水で濡らしたファイバークロスで窓を拭くと、一発でカビを除去することができました。

「なかなか取れないカビは研磨剤入りブラシを使うしかないかな・・・」と思っていたんですが、簡単にきれいになりました。
窓ガラスに発生したカビは、カビ取り剤でスプレーした後に汚れを落としやすいファイバークロスで拭くのが効率的です。
窓枠サッシのカビを除去する
窓枠のサッシを掃除する前に、まずは材質を調べる必要があります。
というのも、金属類に塩素系のカビ取り剤を使うと、サビの原因になったり漂白されて色が変化してしまう場合があるからです。
そのため窓枠のサッシの材質を調べましたが、よく分かりませんでした。(おそらくアルミサッシだと思います)
そのためカビ取り剤を使うのは避けようと思いましたが、あまりにもカビの繁殖がひどかったんですよね。

窓枠の溝部分ですが、サッシが見えないほどカビが繁殖してしまい、手のつけようがない状況でした。
なので、様子を見ながら1度だけカビホワイトを使うことにしました。
窓枠サッシにスプレーする前に、目立たないところでパッチテストして10分ほど放置してみました。
特に変色することもなかったので、カビが繁殖してるところだけカビホワイトをスプレーしました。
本来、塩素系のカビ取り剤はアルミや金属類に使えません
10分ほど経って少しはカビが死滅しましたが、汚れが混じった頑固なカビがこびりついており、ファイバークロスで水拭きしてもなかなか落ちません。
そこで使ったのが黒カビ用の研磨入ブラシです。

これはかなり使えましたね。
そんなに力を入れずに擦るだけで、カビが取れていきます。
窓の溝にこびりついていたカビや汚れも、何度か擦っていくうちにきれいになりました。
「時間かかりそうだな・・・」と思っていたんですが、研磨ブラシのおかげでかなり時間を短縮することができました。
窓枠に生えた頑固なカビを綺麗にしたいんだったら、黒カビ用の研磨ブラシを絶対使った方がいいです。
めちゃくちゃ楽だし、効率的にカビを除去できます。
結果
研磨ブラシでカビと汚れを落とした結果がこちら。

同じ窓サッシとは思えないくらいにきれいになりました。
窓枠のカビ掃除のコツは、まずは汚れ落とし用のファイバークロスで水拭きすることですね。
ひどくないカビなら、ファイバークロスだけでも拭き取ることできます。
それでも落ちない頑固なカビや汚れがあったら、カビ掃除用の研磨ブラシを使うと効率的にカビを除去できると思います。
本当に役に立ったカビ取りグッズ

今回、いろんなカビ取りグッズを買ってみましたが、おすすめするのは以下の3つです。
カビホワイト カビ強力除去スプレー

ビニール壁紙や窓周辺の黒カビを掃除したいなら、カビホワイトがおすすめ。
黒カビ・白カビ・赤カビなど多様なカビに対応しており、殺カビ試験では99.9%のカビ胞子除去率という結果が出ています。
壁紙に塗る(吹きかける)だけでカビを除去できる手軽さも魅力です。少し黒いシミは残るんですが、カビに関しては本当に綺麗になります。
壁紙(ビニール壁紙)以外でも、こちらの材質に使えます。
- お風呂(ユニットバス・タイル)
- 土壁
- 砂壁
- 漆喰
- 木材(要希釈)
- 畳(要希釈)
- 布団(要希釈)
- マットレス(要希釈)
様々な場面で活用できるので、カビ掃除には1本持っておきたいところです。
我が家のカビ掃除ではかなり活躍してくれました。
激落ちクロス(レック)

汚れを落としやすい超極細繊維で作られたファイバー素材のクロスです。
水拭き・窓拭き・汚れ落としなど様々な場面で活躍してくれる使い勝手の良さが魅力ですね。
窓枠サッシの黒カビに効果を発揮してくれました。
今回は黒カビやら白カビが繁殖してしまっていたので、ファイバークロスを7枚くらい真っ黒にしました。
しかし、1枚あたりの価格も相当安いので、コスパが高い商品だなと思います。
通販サイトで人気なのも納得です。
レック 激落ち 黒カビくんお風呂の目地研磨ブラシ

窓ガラスや窓サッシの頑固な黒カビを落とすときに活躍してくれたのが、まこちらの研磨ブラシです。
ソフトブラシと研磨剤入りブラシの二種類があって、掃除する場所によって使い分けることができます。
いやなかなか取れそうにないなぁと思っていたカビも、こちらの研磨ブラシでこするとかなり楽に落とすことができました。
効率的に黒髪を掃除したいんだったら是非持っておきたいところです。
価格も安いですし、投資する価値は十分あると思います。
あとがき
カビの掃除を始める前は憂鬱な気持ちでしたが、カビ取りグッズを使うと思った以上に簡単でした。
もし、部屋のカビ掃除をしようと思っているなら、この記事で紹介している掃除グッズを検討してみてください。