「任天堂スイッチのジョイコン(joy-con)をできるだけ早く安く修理したい・・・」と思っていませんか?
この記事では、ジョイコン交換用修理キットを使って、自分でスティックを交換してみた体験レビューを紹介しています。
- できるだけ早く安くジョイコンを修理したい…
- 品質の高いジョイコン修理キットの選び方を知りたい…
- 自分でジョイコンを修理できるか、ちょっと不安…
任天堂スイッチを持っている人ならわかると思いますが、ジョイコンって壊れやすいですよね。
私もこれまで3回ほどジョイコンを購入していますが、 つい先日も右のスティックが勝手に動くようになってしまいました。
任天堂が販売しているジョイコンの価格は、約8,000円ほどです。「壊れたから買い直そう…」と気楽に思える価格ではありませんよね。
そこで今回は、自分で安く修理ができるジョイコン交換用修理キットを試してみることにしました。
ジョイコン修理キットの選び方や、スティックを交換するときの手順などを詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
タップできる目次
ジョイコンが本当に壊れているか確認しよう!
ジョイコン修理キットを購入する前に、スティックが本当に壊れているかどうか確認しましょう。
まずチェックするのは、コントローラーの中にあるソフトフェアを更新することです。

「コントローラーの更新」を選択すると、自動で更新が始まります。すでに最新の状態になっていると、こちらの画面が表示されます。

次に、「スティックの補正」を選択して、スティックの反応を確認します。
スティックの動きに異常があるときは、「☓」ボタンを押して補正します。

画面の指示にしたがって補正を完了させたら、改めてスティックの反応を確認しましょう。
- コントローラーのソフトウェア更新
- スティックの補正
これらの作業を行ってもスティックの動きがおかしいなら、ジョイコンの修理が必要です。
交換用ジョイコンスティックの選び方
Amazonや楽天などをチェックすると、様々な交換用ジョイコンスティックが売られていますよね。
どの製品も同じだと思っているかもしれませんが、交換用スティックにはそれぞれ種類があって、品質に差があります。
質の悪いスティックを選んでしまうと、交換したあとにすぐ壊れてしまうなんてことも。
では、どのような基準でジョイコンスティックを選べばいいのでしょうか?
私が参考にしたのは、スマホやゲーム機などの修理を専門に行っているあすか修繕堂のYouTubeチャンネルです。
この動画では、品質の高い交換用スティックを選ぶときの条件が2つ紹介されています。
1つめの条件は、スティックの裏が「井」型に近い凹凸になっていて、真ん中が丸く凹んでいることです。

このタイプがオリジナルに近い製品で、スティックを動かしたときの感度が良く、壊れにくいものになります。
一方、スティックの裏が「丸」型や「H」型になっているタイプもありますが、故障が起きやすいため避けたほうがいいとのことです。


通販ショップでは「丸」型や「H」型のスティックが格安で売られていますが、購入しない方が良さそうです。
2つめは、スティックの部品から出ているケーブルが青いことです。

茶色や緑色のケーブルもありますが、青いケーブルの方が感度が良く、性能が優れているとのことでした。
修理したあとに長く使うためにも、上記で紹介した2つの条件にあうジョイコン修理キットを選ぶようにしましょう。
実際に購入したジョイコン交換用修理キット
ジョイコン交換用修理キットを購入するときは、以下の2つの条件を満たす商品を購入する必要があると書きました。
- スティックの裏が「井」型に近い凹凸になっていて、真ん中が丸く凹んでいる
- スティックから出ているケーブルが青い
通販ショップで確認してみたところ、2つの条件を満たしていたのがMERKA.G楽天市場店で販売されていたジョイコン交換用修理キットです。
実際に購入したのがこちらです。

修理キットを開封してみたところ、以下のセット内容が同封されていました。

- joy-conスティック×2
- Y字ドライバー
- +ドライバー
- ピンセット
- ヘラ
- Y字ネジ×4
交換用のジョイコンスティックだけでなく、ドライバーやピンセットなども用意されています。
スティックを交換するために必要な工具が揃っているのは親切ですよね。
ジョイコンスティックの裏側がどうなっているかチェックします。

あすか修繕堂の動画で紹介されていたものと同じで、「井」型の凹凸になっていて真ん中が丸く凹んでいます。ケーブルも青いですよね。
オリジナルと同等の品質であることが確認できたので、早速自分で修理することにしました。
joy-conスティックを交換する手順
ここからは、右のジョイコンスティックを交換した手順を紹介します。
交換する手順を解説したyoutube動画が公開されているので、そちらを参考に自分で交換します。
ジョイコンの外装を取り外す
まず、ジョイコンの外装を外します。

ジョイコンの裏側にある4つのネジを、Y字ドライバーで取り外します。
Y字ドライバーを使うとき、ネジを注意して回さないとネジ穴の溝をつぶれてしてしまうことがあります。
ですので、ドライバーを強めに押し込みながらゆっくりとネジを回します。

4つのネジを外したら、バックカバーを外します。
手で外そうとしてもビクともしなかったんですが、ヘラを使うと簡単に外すことができました。

次に両面テープで取り付けられたバッテリーを取り外します。
バッテリーはケーブルと繋がってるので、傷つけないようにゆっくり剥がします。

バッテリーを取り外したら、内カバーを固定している3つのネジを+ドライバーで外します。

するとジョイコンスティックが見えるので、新しいスティックと交換していきます。
※よく見たらH型のスティックでしたね。
スティックを取り替える
スティックは2つのネジで固定されていて、ケーブルが1つ接続されています。

大変だったのはケーブルを抜くときです。 ピンセットを使ってケーブルを抜きますが、部品が小さくて取り外しにくかったです。
手を滑らせると基板を傷つけてしまう可能性があるので、慎重に作業を行う必要がありました。
ジョイコンスティックを取り外した状態がこちらです。

次は新しいスティックを取り付けるんですが、やはりケーブルを差す作業が難しかったです。

ケーブルがちゃんと刺さってるかどうか、いまいちわからないんですよね。ストッパーを下げたあとにケーブルが抜けなければ問題ないようです。
あとはジョイコンを元通りに組み立てるだけです。


内カバーをネジで固定してバッテリーを取り付けたら、バックカバーをネジ止めして修理は完了です。
ジョイコンが直ったかどうか確認する
ジョイコンを組み立てたら、スティックの動きが正常かどうか動作チェックを行います。

スティックの補正画面で、実際にスティックをいろいろ動かしてみます。画面のマークが「+」の状態になっていたので、特に問題はなさそうです。
ジョイコン交換用修理キットを使ってみた感想

今回、ジョイコン交換用修理キットを試してみて感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
今回、故障したスティックを自分で交換してみましたが、思ったよりもスムーズに取り替えることができました。
難しかったのは、スティックのケーブルを差す工程ですね。ケーブルが刺さっているかどうかわかりにくいので、少し戸惑いがありました。
とはいえ、工具の扱いに慣れていない私でもスティックを交換することができました。
修理の工程を解説した動画も用意されているので、思っているより簡単に作業を進めることができると思います。
交換してから1ヶ月ほどジョイコンを使っていますが、スティックの操作も順調で特に不具合はありません。
正常にスティックを動かせるので、今のところは満足です。
メーカーの修理よりも早く安く修理したいという方は、ジョイコン交換用修理キットを検討してみてはどうでしょうか?