堀江貴文さん(ホリエモン)と言えば、仕事論や働き方に関する発言が多くの人に支持されていますよね。
多様なビジネスに携わり、時代の最先端で活躍しているイメージがあります。
そんな堀江さんに興味を持ち、本を読んでみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、堀江さんの著書は関連書籍を合わせると100冊近く出版されているため、どれを選んでいいのか分からない方も多いでしょう。
内容が重複している本もあるので、本の選び方が大切です。
そこで今回は、堀江貴文さん読むべきおすすめの本と読まなくてもいいと思う本をご紹介します。
実際に読んでいる書籍だけ紹介しているので、本選びの参考にしてください。
タップできる目次
堀江貴文(ホリエモン)の読むべき本【5選】
多動力

これからの働き方において、いくつもの違うことを同時にこなす力「多動力」が重要になることを解説している本です。
多動力を身につけるための心構えや、 多動力を実践する上でのポイントを学べる内容になっています。
特に印象的だったのは、堀江氏の時間に対する考え方です。
多動力では、時間を「自分の時間」と「他人の時間」の2つに分けて考えます。
- 自分の時間・・・自分の意志で自らがやりたいことをやってる時間
- 他人の時間 ・・・自分の意思とは関係なく何かをやらされている時間
自分の時間をいかに増やすか、について常識を取り払って考える姿勢は参考になりました。
また、仕事の生産性を高める方法も具体的に書かれているので、自分の仕事に活かせる部分も多いと思います。
- 堀江氏の仕事術に興味がある
- 時間を効率的に使いたい
- 仕事の生産性を高めたい
- 人生が面白くない
このような悩みがあるなら、「多動力」を読んでみることをおすすめします。
むだ死にしない技術

あなたは、ピロリ菌が胃がんになる原因の99%を占めていることを知っているでしょうか?
私は「むだ死にしない技術」を読んで、初めてこの事実を知りました。
そして本書を読んだ後すぐに、ピロリ菌の検査キットを注文しました。
この本ではピロリ菌だけではなく、むだ死にしないための予防医療に関する知識を学ぶことができます。
ここで言う「むだ死に」とは、予防できる手段があるのに知識不足や怠慢から手を打たず、病気になって命を落としてしまうこと。
知らなかったら命に関わることもあったので、読んでおいてよかったなあというのが個人的な感想です。
すぐに実践できる内容も多く、病気の予防に対する意識が高まりました。
- 病気を抱えずに健康的に長生きしたい
- 堀江氏の健康に関する考え方を知りたい
このような人に、「むだ死にしない技術」はおすすめです。
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロでは、堀江氏の生い立ちや経験を踏まえながら、一歩を踏み出すことの大切さが書かれています。
働くことに対してどのようなスタンスで向き合ってきたのか、堀江氏の仕事に対する姿勢がわかる内容です。
特に重視されていたのは、小さな成功を積み重ねることの大切さです。
成功するためには、リスクを承知で飛び込んでいく勇気が必要ですが、どうしても行動できない人もいますよね。
そんなあなたの背中を、力強く押してくれるのが本書の魅力です。
また、堀江氏の人間らしさもわかるので、「欲にまみれた拝金主義者」の印象を持ってる方が読むと、評価が変わるかも しれません。
- 自分自身を変えたい
- 自分の働き方に疑問を持っていてる
- やりたいことがあるけど、最初の一歩を踏み出せない
このような悩みがある方は、ぜひ「ゼロ」を読んでみてください。何か行動を起こしたくなると思いますよ。
我が闘争

「我が闘争」は堀江氏の半自伝的な内容で、幼少期からライブドア事件までの出来事が詳しく書かれています。
特に、プロ野球界参入からライブドア事件までの出来事は興味深く読みました。
というのも、堀江さんの活躍を(テレビで)リアルタイムで見ていたからです。
「会社の宣伝で派手なことやってるのかな…」と思っていましたが、実際には信念と覚悟を持って行動していたことがわかりました。
ただし、「我が闘争」を読む前に「ゼロ」を読んだ方がいいかもしれません。
ゼロを読んだ後に、さらに詳しく堀江さんの生い立ちが知りたくなったら、本書はおすすめです。
99%の会社はいらない
今後、AIや人工知能の発達によって、単純な事務や面倒な仕事はロボットや機械が代替してくれるようになる。
このような時代にどのように働くべきか、というのが「99%の会社はいらない」のテーマ。
会社という仕組みではなく、個人が好きなことをして稼いでいく働き方を提案しています。
- 自分の興味があることをどのようにビジネスにしていくか
- 個人のビジネスで狙うべきマーケットはどこか
など、遊びを突き詰めてビジネスにつなげていく具体的な事例が多く紹介されていることが特徴です。
自分でビジネスをやりたい人にとって、多くのヒントを得られる内容だと思います。
- このまま会社で働くことに疑問を感じている
- これからの働き方について考えたい
- 自分が興味のあることを仕事にしたい
こんな悩みを持っている方に、「99%の会社はいらない」はおすすめです。
読まなくてもいいかな、と私が感じた本
刑務所なう。完全版
刑務所での獄中日記。
「入所してから○日経過。朝食は○○・・・」みたいな日記が続くので、漫画の部分だけを読んで終了。
堀江氏が獄中でどのような経験をして、何を考えていたのか気になる方は読んでみてもいいかも。
本音で生きる
堀江氏の過去の本とかぶる内容が多く、心に残る部分が少なかった。
多動力の中で、「『本音で生きる』のインタビューは心底退屈だった」と書かれていたので、無理に読まなくてもいいじゃないかと。
好きなことだけで生きていく
堀江氏が運営している堀江貴文イノベーション大学校(HIU)でどのような活動しているかを紹介している本。
遊びを仕事にする3つのステップは参考になった。
HIUの宣伝が多めなので、興味がない方は読まなくてもいいと思う。
これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話
読み進めるのがしんどくて、途中でギブアップ。仮想通貨に興味ない人は購入しない方がいいです。
仮想通貨の未来を信じている人は、面白く読めるかもしれないです。
この記事のまとめ
今回、堀江貴文さんの読むべき本としておすすめしたのは以下の5冊です。
- 多動力
- むだ死にしない技術
- ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく
- 我が闘争
- 99%の会社はいらない
もし、これらの本を全部読めないとしたら、以下の2冊を選びましょう。
- ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく
- 多動力
堀江さんの生き方・働き方・仕事論がまとまっており、役に立つ内容が多かったです。
この2冊は得るものが多いので、ぜひ読んで欲しいと思います。